地域のニュース
2026年(令和8年)1月14日(水)
2026.01.13釧路新聞
外国人生徒の書道展示 寿々さん教室、17日ワークショップ【釧路市】
道東在住の外国人を対象とした書道教室を開いている書道家「寿(す)々{{ず}}」さんの生徒たちによる書道展が、釧路市阿寒町新町2の地域交流拠点「Fuu.」で開かれている。17日には同所で、書道と美術を掛け合わせたワークショップも予定しており、寿々さんは参加を呼び掛けている。 施設内には、生徒が書いた「点滴穿石」や「初志貫徹」などの書が生徒の紹介パネルと共に展示されているほか、10~12日に施設へ遊びに来た人が書いた「馬」「新春」「語るより動け」などの、バラエティ豊かな書も並ぶ。「威風堂々」を書いたトラビス・エルボンさんは「書道はリラックスでき、集中の仕方を学べる。とても楽しんでいる」と話していた。17日のワークショップは「書道×美術」をテーマに開催。表現豊かな書を中心に、クレヨンや絵の具なども使って色彩あふれるアート作品を製作する。 展示は17日まで。寿々さんは「生徒たちが気持ちを載せた力作ばかりなので、ぜひ見に来てほしい。ワークショップも気軽に楽しんでもらえれば」と話している。 ワークショップは午前10時、同11時30分、午後2時の3回実施。参加料は大人1人3000円、高校生まで1人1500円。事前申し込みが必要で、QRコードからアクセスできる専用フォームに必要事項を入力する。
2026.01.11釧路新聞
別海パイロットスピリッツ、ジュニア新チーム発足へ 地元2少年団と協定【別海町】
【別海】北海道フロンティアリーグ(HFL)に参加しているプロ野球チーム「別海パイロットスピリッツ」は、地元のスポーツ少年団と協力し、新チーム「パイロットスピロッツジュニア」を発足させる協定を結んだ。今後、主な対外試合には新チームで出場していく。チームは13日に発足する。
協定を結んだのは、「別海NKバッファローズ」と「別海中央ジュニアイーグルス」。新チームは原則高学年が対象で、ユニフォームはパイロットスピリッツと同デザインを製作。バッファローズとジュニアイーグルスは、低学年向けのチームとして存続する。 両チームは現在それぞれ20人が所属しているが、高学年の選手が少なく、昨年は合同チームで各地の大会に出場。今後の少子化などによるチームの維持や選手育成などの観点から、パイロットスピリッツとの協力を目指して、チームの発足を決めた。練習場所や指導体制などは今後、検討していく。 7日に町内で行われた締結式では、藤本達也球団代表やパイロットスピリッツの本間満監督など関係者10人が出席。協定書を結んだ藤本代表は「トップチームとジュニアチームで地域を盛り上げていくような活動をしていきたい」とコメント。バッファローズの久保利健太監督は「本間監督などの元プロ野球選手もいて、子供たちに良い環境で練習させられるのではないかと期待している」と話した。
2026.01.11釧路新聞
子供の預け安心 病児保育施設スクラム、開業前に見学会【釧路市】
仕事などで病気の子供の看病ができない親に代わって子供を預かる「病児保育施設スクラム」(釧路市新栄町20、高橋祥子施設長)は13日、新施設に移転オープンする。それに先立ち10日、施設見学会を開いた。来場者は保育室の広さや雰囲気などを確認した。
スクラムは、2022年6月に釧路管内初の病児保育施設として開設。経験豊富な保育士2人と看護師1人が常駐し、子供(生後3カ月~小学6年生の病児が対象)の体調を考え疾患別に部屋を分けるなど、慎重できめ細かな対応をすることからリピーターが多い。
新施設は釧路赤十字病院の託児所として使われていた建物で1989年に建築し、木造2階建て(延べ床面積220平方㍍)。同病院から徒歩3分の距離にあり、利用者用駐車場は施設前に4台分確保した。
1階には保育室が3室(16、20、27畳)あり、それぞれが旧施設より広く大きな窓があり、自然光を取り込み明るく開放感がある。なお、27畳の保育室は安全性を考慮し仕切りを付けて14畳分を活用する。また、スタッフルームからも各保育室のドアに設置されたガラス窓を通じて子供たちに目が届き、手洗い場やトイレは子供が使うことを前提に作られている。2階は物置として使う。
この日は、旧施設を利用したことがある親子や今後利用を検討する保護者らが開始直後から訪問し、スタッフから案内され施設内を見学した。
利用経験がある市内の30代女性は1歳と3歳の女児と共に来場。「日当たりが良く広々として安心して子供を預けられる印象を持った。病児保育施設があるのはありがたく、子供たちにも好評で今後も必要があれば利用したい」と話していた。
高橋施設長は「見学に来てくれた保護者の声を生かして、より良い病児保育につなげたい」と語る。電話番号やLINEなど問い合わせ体制、利用・予約方法はこれまで通り。問い合わせは080(4501)9570へ。
2026.01.09釧路新聞
蝦名大也さん死去 前釧路市長、67歳【釧路市】
前釧路市長の蝦名大也さんが7日夜、急性心臓死のため亡くなった。67歳だった。通夜は13日午後6時から釧路ベルコ会館(市若草町21)、告別式は14日午前10時から同会館で行う。
釧路市出身で、釧路湖陵高校卒、青山学院大学中退。国会議員の秘書や釧路市議会議員(2期5年6カ月)、道議会議員(3期9年6カ月)を経て、2008年に釧路市長選へ出馬し初当選。以降、4期16年の間、財政健全化や地域経済の発展、山積するさまざまな地域課題の解決に取り組んだほか、全国市長会の副会長としても活躍した。
中でも、課題だった財政健全化をはじめ、ブラックボックス化していた第3セクターなど、大なたを振るって改革に取り組んだ。結果、財政調整基金を蓄えることができ、新型コロナウイルスの驚異が全世界を覆った中でも、各種支援やいち早くワクチンの大規模接種会場を開設するなど、非常事態に対応することができた。
また、国が推進する訪日外国人を地方へ誘致し、地方の観光地をモデルケースとして育成するプロジェクト「観光立国ショーケース」に石川県金沢市、長崎県長崎市とともに選定され、観光都市釧路の名を世界に向けて発信し、観光客は右肩上がりとなった。さらに、中小企業の商品開発や起業を支援する公営施設「釧路市ビジネスサポートセンター(k-Biz)」の開設や格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーションの就航など、確かな行動力で地域経済の活性化に力を尽くした。
勇退後は、募集停止で揺れる釧路短期大学などを運営する学校法人緑ケ岡学園の理事長に就任。豊富な経験と幅広い人脈を生かし、難局と向き合っていた。
関係者によると、蝦名さんは7日午後10時ごろに会食から自宅へ戻ったが、倒れた姿を妻の夏子さんが発見。搬送先の病院で死亡が確認されたという。

