地域のニュース
11月29日(土)
2025.11.27釧路新聞
SL イルミで輝く 釧路製作所敷地で点灯式【釧路市】
イルミネーションで輝くSL8722号
釧路製作所(釧路市川北9、羽刕洋社長)は26日、敷地内に保管している蒸気機関車(SL)「8722号」のイルミネーション点灯を開始した。
SL8722号は1970年に閉山した雄別炭鉱と釧路を結ぶ雄別鉄道で活躍した機関車で、経済産業省から「近代化産業遺産」に認定されている。80年から現在地に展示され、イルミネーションの点灯は2015年から、コロナ禍を除いて毎年実施している。
点灯式では、市内の小中学生が考えた同社の取り組みやSLをPRする立てて飾れるパンフレット、はがきサイズのSLの塗り絵(応募するとオリジナルステッカーをプレゼント)が会場内で配布された。また、インスタグラムで点灯式を知らせる動画も採用された。
午後5時10分にカウントダウンが始まり、羽刕社長が点灯スイッチを押すと、SL全体に飾り付けられた赤や青など7種類のLEDが輝いた。引き続き、釧路市立共栄小学校金管バンド同好会のメンバー11人が銀河鉄道999の曲など5曲を演奏し、点灯式を盛り上げた。
同社の中西正志購買課長(51)と営業チームの髙橋由季奈さん(37)は「SLイルミネーションは地域に長く残る催しにしていきたい」と話している。点灯時間は日没から午後8時。期間は来年2月28日まで。
2025.11.26釧路新聞
おいしい給食に舌鼓
地場産ジャガイモをふんだんに使用 弟子屈中3年生考案
【弟子屈】町立弟子屈中学校(小林一博校長、生徒数103人)の3年生が考案した「秋の味覚給食」が17日、町立小中学校と弟子屈高校で提供された。児童や生徒たちは、地場産の食材をふんだんに使ったメニューに舌鼓を打っていた。 昨年度に2年生の家庭科の授業で、地場産物を使い、栄養バランスも重視した給食の献立を提案する学習を実施。今回は、武山凛音さんと中尾夏香さん、萩原希さん、田中南美さん(現在は転校)の班が考えた「秋の味覚給食」が採用された。 献立はご飯とサケの塩焼き、ゴロゴロポテトサラダ、豚汁、牛乳で、ジャガイモとタマネギ、シイタケ、豆腐(大豆)が弟子屈産だ。弟子屈の特産品のジャガイモや、秋に一番捕れるサケなど、北海道の秋で連想される食材を中心に取り入れたという。中尾さんは自分たちで考えたメニューを食し「想像通りの味でおいしい」と話していた。
2025.11.25釧路新聞
奥行臼駅ホーム修復完了 CF目標額を上回る【別海町】
【別海】一時は崩壊の危機にあった、町指定文化財の旧標津線奥行臼駅(町奥行16)の駅ホームの修復工事が20日までに完了した。工事に並行して町が実施していたクラウドファンディング(CF)も、目標金額の200万円を大きく超える346万円の寄付を集め大成功。駅を管理する町郷土資料館の戸田博史主幹は「本当にありがたい。皆さんの思いが伝わってきて励まされた。今後の整備も頑張れる」と、全国の「奥行臼ファン」に感謝している。
同駅は開業から90年以上が経過。ホーム上の電柱が傾いたり、縁石が崩落しそうになるなど老朽化が進み、最近ではホームが立ち入り禁止になっていた。修復工事ではコンクリートを打ち直し、電柱に防腐処理をするなどし安全を確保した。
財源確保のため、工事に並行して9月26日から実施していたCFは、当初は伸びが緩やかだったものの、期限が近づくにつれ勢いを増し、終了6日前の11月10日に目標の200万円を突破。14日には300万円の大台に乗り、16日の終了までに全国の155人から346万2000円の支援があった。個人での最高寄付額は20万円。企業からの最高額は50万円で、これは同駅開業時に駅舎を建設した札幌市の建設業、田中組から寄せられた。
今後は駅舎など構内の建物の修繕に向け、修理が必要な箇所の調査を進める。工事完了に伴い、駅ホームは立ち入れるようになったが駅舎は冬季閉鎖中で、来年5月1日にオープンする予定だ。

