地域のニュース
2025年1月19日(日)
2025.01.17釧路新聞
極寒の氷、雪楽しんで 19日から川湯温泉で新イベント【弟子屈】
主会場となる川湯神社で新イベントをPRする榎本組合長と組合事務局の星野慎吾さん(右から)
【弟子屈】冬の川湯温泉をさまざまな形で楽しんでもらおうと、川湯温泉旅館組合(榎本竜太郎組合長)は19日から、川湯神社を主会場に新たなイベント「極寒リゾート!ICE(アイス)LAFORET(ラフォーレ)INKAWAYU」を開催する。極寒地域ならではの氷と雪を生かした体験コンテンツを用意。インバウンド(訪日客)の誘客促進と高付加価値化を目指す。2月2日まで。
主会場にはアイスアートモニュメントを設置するほか、板で雪上を滑ったりスノーランタン作りなどを体験できる。飲食の販売も行う。会場周辺ではスノーシューや歩くスキー、ファットバイクが1日遊び放題の散策体験や、通常は入れない裏硫黄山のスノーシューガイドツアー(要予約)も実施する。
榎本組合長は「川湯を彩るような見どころのあるイベントになる。ぜひ足を運んでください」と呼び掛けている。
主会場の入場料は、12歳以上が1人2000円、6~11歳が同1500円、3~5歳が同500円。ただし、同組合加盟の施設宿泊者は半額で、5歳以下は無料。弟子屈町民は全員無料となる。散策体験は12歳以上が同1万5000円、6~11歳が同1万円。ガイドツアーは同4万円で、2人以上から同2万円となる。問い合わせは同組合015(483)2211へ。
2025.01.16釧路新聞
黒いキツネ現る 「ギンギツネ」の可能性【釧路町】
【釧路町】釧路神社(町遠野52)付近の山林で「黒いキツネ」が目撃され、X(旧ツイッター)に投稿された動画が330万回以上再生されるなど話題になっている。動画を投稿した同神社の菊池吉史権(ごん)禰(ね)宜(ぎ)(Xアカウント・神主ゴーフミ@釧路の元気な神主)は「見つけた時もXの反応にも驚いたが、キツネは神の使いとも言われている。釧路地域にとって良い兆し」とする一方、「野生のキツネが安心して暮らせるよう、見つけても見守るだけにしてほしい」と呼び掛けている。
この動画は8秒のショート動画で、初めはカメラ目線の黒色のキツネが、茂みに立ち去る姿が撮影されている。10日に投稿されて以降、15日現在で336万回再生、いいね3万3000件、リポスト5600回と注目を集め、「初めて見た」「かわいい」など、多くのコメントも届いている。
菊池権禰宜によると、昨年ごろから参拝者らに「黒いキツネを見たよ」と聞いており「いつか自分も見掛けたいな」と思っていたという。そんな中、投稿日にたまたまこのキツネを見つけ、急いでスマホで撮影。「縁起も良いことなので、皆さまにも御利益があれば」とXに投稿した。
釧路市立博物館の学芸員で、鳥と哺乳類を担当している貞國利夫さんによると、このキツネはロシアなどに生息する「ギンギツネ」の可能性が高く、「毛皮用に輸入され、逃げてしまうなどして野生で繁殖した個体」と推測。釧路市内や標茶町付近でも、黒が交じったキタキツネもしくはギンギツネの目撃情報はあるが、今回のような黒一色のキツネは珍しいと指摘。「触れると感染病のリスクがあり、餌付けも危険な場合がある。見掛けても適切な距離を取って観察してもらえれば」と話している。
2025.01.15釧路新聞
クラフトビール醸造所「ユイトリエール」プレオープン【厚岸】
【厚岸】町内初のクラフトビール醸造所「ユイトリエール」(町港町2)は14日、併設するレストランが開店した。ビールは醸造認可申請中のため、当面は別施設で仕込んだ乳白色のオリジナルビール「ホワイトフォグ」(ハーフ750円~)のみを提供する。昼はサンドイッチとソフトドリンク(またはスープ)付きランチ(1500円)、夜は町特産のカキを使ったビールに合う料理(450円~)などを提供する。グランドオープンは3月の予定。
プレオープン初日となったこの日は、午前11時の開店に合わせ町内や近郊から客が訪れ、さっそくランチやビールを味わっていた。町内のパート従業員、金澤美枝子さん(47)は「歩いて行ける場所に地ビールが飲めるお店ができてうれしい。週3回は来たい」と笑顔。「ホワイトフォグは(昨年11月の)牡(か)蠣(き)まつりで飲んだ時よりフルーティーになっていておいしい」と話した。
ユイトリエールは、町内の建設業マル勢影本工業の新規事業で、店名はフランス語で「カキが育つ場所」などを意味する。カキを漬け込んだビール「オイスターラガー」を看板商品に、エール3種と季節限定1種の計5種のビールを製造する。オーナーの柴田貴美さん(54)は「多くの方に支えられ無事に開店できた。プレ期間は特に地元の方に来てほしい」と呼び掛けている。
約20席。営業時間は午前11時~午後4時(ランチは同2時)まで。金土は夜(午後5~7時)も営業する。火水定休だが15日は営業する。
2025.01.15釧路新聞
ねむろバードフェス楽しんで 24日開幕【根室】
【根室、別海、浜中、釧路】根室半島の貴重な野鳥の保全と地域資源の活用を目指す「ねむろバードランドフェスティバル2025」(市、市観光協会共催)が24日に開幕する。案内者が随行する目玉の「おまかせガイドツアー」は12のコースに道内外から約130人が参加、うち3コースで定員に達するなど全体でも7割が埋まる人気ぶりだ。
18回目となる今年のバードフェスは、24~27日と、ジャンボタクシーを使ったおまかせガイドツアーを行う2月1、2、8、9日の計8日間。ベルクラシック根室(敷島町2)をメイン会場に春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンター、道の駅スワン44ねむろほか、市内外の野鳥観察ポイントで行う。
冬道への不安をバスやジャンボタクシーを利用することで解消し、ガイド付きで好評の「おまかせガイドツアー」は今年も別海町や釧路管内コースを含む12コース。
初日に釧路空港入りした道内外の参加者を乗せ、釧路管内を回って根室入りするバスツアーの「釧路から根室へバードウオッチングバス」、25日に別海町に向かう「野付半島バードウオッチング」、2月1日にジャンボタクシーで回る「少人数で行く野付半島バードウオッチング」は定員に達しているほか、人気のオオワシを見るツアーなども定員の7割を確保している。
開幕を飾るのは24日午後6時から、ベルクラシック根室での「野鳥保護の夕べ」。地元のシマフクロウを育てる会の山本純郎さん(74)が「根室地域のシマフクロウの現状とこれまでの保護活動」と題して講演する。
25、26日に行う「スノーシューで小さな森を歩こう!」(ネイチャーセンター)、「風蓮湖わしわし観察会」(道の駅)は定員20人、26日の野鳥図鑑画家・谷口高司さんの「タマゴ式鳥絵塾」(ネイチャーセンター)は定員12人。いずれも事前申し込みが必要でスノーシューは中学生以下無料。高校生以上と鳥絵塾は参加費500円が必要。
詳細は市観光協会ホームページまたは0153(24)3104へ。
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